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「敵」をつくる 

非属の才能 (光文社新書 328)非属の才能 (光文社新書 328)
(2007/12/13)
山田 玲司

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「非属の才能」を読む.

こういう本が出るというのが,日本が著者の言うところの

“「同調さえしていれば,とりあえず無難に生きていける」という暗黙の了解がある(略)”

という社会だからなんですね.もしそうでなければ,こういう内容の本が存在することがありえない.ともかくも興味深かった.

印象的な言葉は,これ.

“ムラの掟と場の空気を最優先し,とりあえず無難に生きた人間が歴史を変えることなどありえない”

ああ,まさにそんな感じはしますねぇ.
自分の意見を主張しようとすると,かならずといっていいほど「敵」が出てきます.自分の考えを持ち続けるためには,「敵」を作ることを厭わないことが大事ということになる.もちろん敵に対して,つねに防御をしたり,また逆に攻撃をする必要は無い.

「大学院生のための10の簡単なルール」
http://shinka3.exblog.jp/7629298/

のルール9にあるように,「自信と鈍感力」をつけることが大事なのかも.何かやろうとすれば,かならず「敵」増える.だからといって,敵を作ることを恐れていたら何にもできないことになってしまう.その意味で,ここで言う鈍感力ってすばらしいのかも.

最後に,

「和を以って尊しとなす」

は,日本的民主主義として僕もよく分かるし,そういう傾向がある.でも著者は最後の章で

「和を以って属さず」

という.
単にアウトローであることを進める本ではないわけだ.
非属であるということは,和に反しない.

周りに同調して,無難に無難に生きていくのは,それなりのテクニックはいるものの,逆に言えばテクニックで何とかなる.和を維持しつつ,自分を保つ.

「和を以って属さず」

これを実行するのは,実のところ一番難しい道なのかもしれない.

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