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「旅の恥はかき捨てですか?」を読む 

旅の恥はかき捨てですか? 読んでから行け!海外旅行旅の恥はかき捨てですか? 読んでから行け!海外旅行
(2007/03/17)
吉門 憲宏

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音を立ててスープを飲んで何が悪い?

と思いながら読んでしまったので,語調を変えて書くことにする.
スープは空気を混ぜ合わせるように,すすって飲むほうがおいしいのだ.食べ物をおいしく食べる食べ方を知っている日本人の合理的な食べ方.それをわざわざ音を立てずに飲む欧米の文化は,おいしい食べ方をしない非合理的な食べ方ともいえる.どちらを良しとするかは,飽くまで基準をどちらに置くかという問題でしかない.

この本は,基準が欧米の基準でしかない.非常にステレオタイプな日本人批判.読んでいて,たしかに日本人って,けっこう恥ずかしいことをするよなーっと思ってしまうも,よくよく考えてみれば,それは文化の違い.日本の文化を世界に知らしめることであって,日本人が欧米標準にあわせる必要なんかないのではないの?と思った.

ファースト・クラスの添乗員だったらしいけど,ステータスの高い欧米人を見る機会が多かっただけで,何をえらそうに日本の文化を欧米の文化を基準にして批判しているんだか.読んでいて腹立たしいことこの上なかった.しかも,随所に自分の自慢話がちりばめられていて,飲み屋で知り合ったオヤジの自慢話にしか聞こえない.

基本的に,この本は日本人の欧米コンプレックスの塊.確かに学ぶところは沢山ある.同じ日本人からしても,恥ずかしいと思えるような行為を外国でしてしまっている姿は間違いなく改める必要のあることだと思う.しかし,欧米文化を基準にして,日本の文化を判断すれば,それはミスリーディングとなりうる.

それに,
“「真の国際人になる」に王道はなし”
という章.しかし,そもそも国際人なんてなる必要はない.自国の文化に誇りを持って生きている人は,世界にでても通用するまさに国際人だ.自国の文化を卑下して,欧米基準で生きている日本人は,それこそ欧米からは馬鹿にされる存在なのではと思ってしまう.
とおもって読んでいると,著者も同じ意見らしい.

「国際人のベースは自国の文化への深い造詣.」

という.なるほど行き着くところは一緒かと思うw.このところをもっと早めの章に出しておくべきだったように思う.

そういうところを踏まえて読めば,学ぶべきことは沢山ある本.欧米の基準かどうかにかかわらず,人と接するときに気をつけたいことを気が付かせてくれる.オススメ.いやホントにw.

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