スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「種の起源」を読む 

マンガ「種の起源」
マンガ「種の起源」田中 一規

おすすめ平均
starsまずは読みましょう
stars環境を愛する一般人でもバイオテクのビジネスマンでも読むべきマンガ
starsいろんな人に読んでほしいと思います
starsAmazing!
starsこういう本がでるのを待っていた。とにかくオススメ。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


「種の起源」を読む.
といってもマンガのほうです.

第1章 学生時代
第2章 ビーグル号の航海
第3章 新しい説
第4章 ダーウィンの進化論
第5章 進化論の問題点とそれへの回答
第6章 更なる証拠

というように,「種の起源」そのものをマンガ化したというよりも,むしろダーウィンが進化論を考えるに至ったプロセスを振り返ってます.

学生時代には,キリスト教的世界観が周りを占めていたこと.そしてダーウィン自身もその中にいたところからスタートします.そののち,ビーグル号の旅から,だんだんと考えが変わっていく様を,結構生き生きと語ってくれます.

中盤は,晩年のダーウィンが登場し,ちょっとふざけながらも,自らの考えを紹介.そしていろいろな疑問に答えてくれます.特にラマルクの目的論的な考え方との違いを丁寧に説明してくれる.このあたりがダーウィンの真骨頂というところですね.

後半は,ダーウィン以後の生物学の発展,メンデルの法則に始まり,DNAを対象とした分子生物学の紹介です.このあたりからダーウィンは聞き手にまわります.そしてちょっと記述が難しくなってくるので,読むのに時間がかかってしまいました.

全体としては良くまとまっているものの,ちょっと説明足らずのところが多い感じ.といって,丁寧に説明されて分かるかといえば,このくらいの分量が丁度いいのかもしれないと思ってみたりもしました.

気になるところとしては,もう少しキリスト教的世界観の説明などを丁寧にしてくれると,ダーウィンの偉大さがもっと良くわかるように思ったこと.それと,進化について説明するとき,ふとラマルクの目的論的に進化しているように読めてしまう日本語がいくらか見られました.もちろんそれ以前に丁寧に解説してくれているので,きちんと読めば誤解は生じないはずだけれど.そうはいっても,やはり重要なポイントだし,このあたりは丁寧に書いて欲しかった.

しかし,期待していた以上に得られるものが多い本.
ダーウィンの「種の起源」を読んでみようと思わせてくれた本でした.

本体1400円(税別)
ですが,お得でした.

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://kerso.blog52.fc2.com/tb.php/326-6a8f3b6b

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。