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「平成攘夷論」を読む 

新ゴーマニズム宣言SPECIAL 平成攘夷論
新ゴーマニズム宣言SPECIAL 平成攘夷論小林 よしのり

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「平成攘夷論」を読む.

小林よしのりのいままでの議論の集大成という感じでした.そのため過去に書いたものの寄せ集めがメインになっている.(巻頭部分は書き下ろしです.)
とはいえ,こういった形で纏めてくれると,改めて問題を整理でき,また小林よしのりの考え方も良くわかる.当然ながら,意見が異なるところもあるわけですが,彼の考えに共感します.

攘夷の立場を貫くのは,非常に難しいと思います.当然ながら,人それぞれ付き合いがあり,外国人の友人も多いでしょう.そういう個別ケースを持っている場合,攘夷という思想と自分の状況との矛盾を抱えてしまうことになる.その意味で,現実問題として攘夷という考え方が効果的か否かは,きちんと考えていくひつようがあると思いました.

しかし,「愛国」である必要はあると思います.どうも愛国という言葉に過剰反応するのがいるのですよね.こういうところから直していくことが,現実的なのかなぁと感じます.愛国であることは,外国人との付き合いになんら影響を与えないどころか,むしろプラスになると思います.先日,チェコとポーランドに行ってきましたが,彼らはとても愛国的な人々でした.ポーランドは全ての国民が愛国者といわれるほどです.携帯電話のダウンロードの上位に来る曲はポーランド国歌なのだとかw.チェコも19 世紀前半の「国民再生」(Národní obrození)といわれる過程は、「チェコ国民」という概念を形成する努力をしてきたわけです.チェコのプラハには,国民劇場があります.

Wikipediaによれば,
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E6%B0%91%E5%8A%87%E5%A0%B4_(%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%8F)
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国民劇場は、チェコ国民・民族のアイデンティティと独立を体現するために建設された。当時、チェコはオーストリア=ハンガリー二重帝国の一地域であったが、同じく一地域であったハンガリーがオーストリアと対等の扱いを受けていたのに対して、チェコは低く見られていた。また、当時はドイツ語による上演が多く、チェコ語で上演できる劇場はなかった。国民劇場の建設資金は、プラハを中心としたチェコ国民の寄付によるものである。

当時、ドイツ語の劇場しかなかったプラハにおいて、1844年にはチェコの愛国者たちの間にはチェコ語による劇場を求める声が高まり、「チェコ語によるチェコ人のための舞台」を求めて1845年には申請を行い、建設許可を得ている。これを受けて、1851年から国民劇場建設のための募金を始めた。翌年には、ヴルタヴァ川のプラハ城を望む絶好の位置の土地を購入するに至った。

1862年には仮設の劇場が建設され、1868年には基礎が置かれ、チェコ人の建築家ヨゼフ・ジーテクと助手のヨゼフ・シュルツの設計をもとに、本格的な工事が始まった。1875年には外壁が積み上げられ、1877年には屋根がかけられた。そして1881年の完成を待つこととなった。
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僕も,先日のプラハ滞在時に,国民劇場の現代劇を見てきました.もちろんチェコ語のオペラでしたが,ドイツ語と英語の字幕が舞台上部についていたんで,だいたい理解することができました.そのほかスメタナホールにいって,コンサートも見てきました.スメタナといえば,『わが祖国』.日本では「モルダウ」というタイトルで有名です.モルダウってのは,プラハを流れるヴルダヴァ川のことをドイツ語読みしたもの.ほかにアルフォンス・ミュシャとして有名なムハも愛国者として知られています.ムハ美術館にも行ってきましたが,チェコの民族衣装を着た絵などはとても印象的でした.また夜にビールを飲みにいったとき,そこのバーでは,チェコ人のジジイ二人がアコーディオンを弾き,チェコの民謡を歌っているんです.有名なお店なので観光客もたくさんいたのですが,現地のチェコ人もいたようで,チェコ民謡に急に盛り上がりだし,一斉に歌いだしたりしていました.こんな雰囲気,日本の東京の居酒屋で見かけることってあるんでしょうかね?

もちろん歴史は日本とはまったく違うので,同じように考えることはできないかもしれません.しかしこうした国々の人をみると,自分の祖国に誇りを持つというのは,当たり前のことだと再確認しました.愛国であることを非難する人がいる日本の状況の方が異常なんだと思ったのです.

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