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創価学会を読む 

創価学会
創価学会島田 裕巳

おすすめ平均
stars客観的で分かりやすかった。
stars戦後日本社会の戯画として
starsよく分かりました
stars本質的教義から来る政治活動
stars一読の価値あり

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「創価学会」 島田博巳

を読む.
いつも数年前にでた本ばかり読んでいます.読むのが遅いので,ある程度の評判を頼りに読む本を選ばなくてはならないというとても個人的な事情だったりします.

アマゾンでも評判がよく,事実をもとにとてもフェアな視点から書かれているとのこと.早速購入して読んでみました.

文献調査による,とても丁寧な分析.
いわゆるスキャンダラスな側面ではなくて,創価学会の歴史と,その時代背景をきちんととらえている.

特筆すべきは,日蓮正宗の排他的な思想を引き継ぐところの解説.もう一つは,創価学会拡大の時代背景.この時代背景の分析が秀逸でした.

創価学会の会員となった人たちの出自は高度成長期に集団就職などによって,都会にでてきた農村部出身の人たち.土地にしがらみもなく,家族で出てきたわけではないので,宗教感も希薄になっている.こうしたところを取り込むことができたこと.
また日本の労働組合の特殊性との関連の記述も面白い.日本の労働組合は企業別組合であるため,大企業に働いている人のみ恩恵を受ける.地方からでてきて,小さな零細企業や自営業をしている人たち,そして東京の下層社会に住む人達の多くは,そうした組合の恩恵を受けない.組合に参加していれば,社会主義・共産主義へと傾向していく人々を,受けいれていったのが創価学会という分析でした.この辺りの分析は,仮説ではありますが,直感にも合い,とても優れた分析でした.

またこの本によれば,創価学会や公明党は,宗教や政治だけではなくって,生活と密着しているという点が,会員を増やし,減らさないでいる要因みたいです.活動が生活と密着していて,それこそ福祉みたいな大事な場面で,会員同士の助け合いがあって,とても助かっているみたいなんです.まさに「一人一人に対する気配り」なんですね.共産思想ではできなかったことですよ.いわゆる「講」だと言ってました.

さらに本書によれば,日本で7人に一人は創価学会員であるとしています.公明党の支持母体であることもあって,彼らについて話題にすることは,政治問題とみなされがちですが,決してタブーにしてはいけないですね.特に池田大作になってからの問題はいくつも指摘されているようです.「世界青年平和文化祭」などは,北朝鮮のマスゲームかと間違えてしまいそうです.
それにしても創価学会の設立当初の幹部の目的と,現在の幹部の目的は,本当に一貫しているのでしょうか?

また続けて検討対象にしてみます.

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