スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

英語の釣竿 

国際人の英会話学習法―フランス人もロシア人も中国人もこの方法で話せるようになった!国際人の英会話学習法―フランス人もロシア人も中国人もこの方法で話せるようになった!
スティーブ ソレイシィ Steve Soresi

角川書店 2003-03
売り上げランキング : 99525
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


英語のことわざに次のようなものがあるそうです.

If you have a fish, you can eat for one day.
If you have a fishing-pole, you can eat forever.

なんとも経済学的なことわざといった感じです.

英語圏以外の外国人が英語圏に移り住んだとき,どのように英語を習得していくかというコツをうまくまとめた本だと思いました.僕も含めて日本人がもっと参考にすべきっ.

前半部分は,いかに日本の英語教育が酷いものかを説明.
日本で教えるネイティヴの教師は,それに乗っかっていてさらに酷いとまで言っています.そしていくつかの英語の教材は悪徳商法だとも言う.
彼の言葉では「陰謀」だと.

僕なりに解釈してみます.
なるほど良く考えて見れば,英語教育産業としては,日本人が英語ができてしまっては困るんです.英語ができないコンプレックスを持った日本人が多ければ多いほど,英語教材が売れる.とすれば,効果的でない英語教材をみんなで売り続け,こうした教材が最も効果があると宣伝していた方が,儲かるわけですねー.確かに陰謀だ.
ただ,本当に効果的な教材がでてくれば,悪徳教材は駆逐されていくようにも思うのですが...

彼は日本人の幻想を取り除くことが必要だとしています.
彼は英語によるコミュニケーションを重視しています.
その意味で,会話に対応するスピートをとても重視します.
もちろん早く対応できれば良いだけでなく,センテンスとして失礼の無いように,かつ早く.

そこで必要なのが,釣竿,つまり万能表現.
後半部分では,彼のお勧め釣竿である,
「May I have ~?」
をひたすら練習帳.

面倒な英文法を考えるよりも,万能に使える表現を応用して,すばやく,かつきちんと対応することが英語コミュニケーションで重要だとして,それこそが国際標準だと教えてくれました.

なるほど「May I have ~?」は便利で万能です.
日本語でいえば,「~をお願いします」という感じです.

「お名前をお願いします」
「もう一度お願いします」
「料理をお願いします」
「電話番号をお願いします」
「~さんをお願いします」
「ここにお願いします」
「医者をお願いします」
「文書でお願いします」
「faxでお願いします」

まあ,一体一には対応しきれませんが,意訳すればより多くの表現として使えるので,著者いわく1000以上のヴァリエーションはあるとか.

僕も,この前カナダに行った時に良く使いました.
それこそ最後まで言わなくても,指差して
「May I ?」
って言ったら,たいてい意図は伝わりました.


ひとつおもしろかったtipsとして,冠詞の使い分け.
「ん」
と発音すれば,aでもtheでも,someでもthatでも代用できるって.
これはちょっと笑ってしまいましたが,確かに納得.

May I have ん butter?
May I have ん bread?
May I have ん book?

こういうのって,聞き手の脳みそが,状況にあわせて適当に補ってくれちゃいますよね.すごい.

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://kerso.blog52.fc2.com/tb.php/141-19209a5d

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。