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行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず 

文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの (上)
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このところ,英会話の先生がしきりにお勧めしてくるんで,またまた買ってしまいました.
全然読む時間がなくて,読めないのを覚悟しつつ,まあ会話のトピックになるからいいかという感じです.とはいえ,内容についてはとても興味のあるところ.

基本的なアイディアは,崩壊した文明の崩壊理由の考察.5つの要因を
・環境被害
・気候変動
・近隣の敵対集団
・友好的な取引相手の撤退
・環境問題への社会の対応
と定義しています.

とても例が豊富で,グリーンランド,マヤ文明,イースター島などなど.
また非常にエコロジーな生活であったことが知られている日本の江戸時代についても触れられているようです.江戸時代は,よく知られているように,政府の貿易独占による鎖国状態にあったわけで,一般庶民は資源が限られているため,物を大切にすることを強いられていました.結果としてとてもエコロジカルであったことが知られています.

イースター島についても,モアイ像を作ることに専念しすぎ,木々を切り倒し,環境崩壊への閾値を越えてしまったことが良く知られています.

社会がどのようにして,崩壊を選択していくのか?
このメカニズムを考察する社会学でもあり,経済学でもあり,政治学でもあり,環境問題を考える自然科学でもある本ですね.読むのが楽しみです.

ダイヤモンドの意図は,地球をイースター島にたとえたとき,何が起こるかを自然に想起させるようなつくりになっているのでしょう.

昔丸暗記した,方丈記を思い出しました.

方丈記
鴨長明

行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。玉しきの都の中にむねをならべいらかをあらそへる、たかきいやしき人のすまひは、代々を經て盡きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、昔ありし家はまれなり。或はこぞ破れ(やけイ)てことしは造り、あるは大家ほろびて小家となる。住む人もこれにおなじ。所もかはらず、人も多かれど、いにしへ見し人は、二三十人が中に、わづかにひとりふたりなり。あしたに死し、ゆふべに生るゝならひ、たゞ水の泡にぞ似たりける。知らず、生れ死ぬる人、いづかたより來りて、いづかたへか去る。又知らず、かりのやどり、誰が爲に心を惱まし、何によりてか目をよろこばしむる。そのあるじとすみかと、無常をあらそひ去るさま、いはゞ朝顏の露にことならず。或は露おちて花のこれり。のこるといへども朝日に枯れぬ。或は花はしぼみて、露なほ消えず。消えずといへども、ゆふべを待つことなし。

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