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ソマリア 

今日,英会話でのトピックにソマリア民主共和国があがりました.
トピックとしては,ちょっと古いでしょうか.
話の発端はIMFやアメリカ財務省のかかげるグローバリゼーション
について批判的に話しているときに,Stiglitzの主張がでたことでした.
Stiglitzは急激な資本主義化よりも,斬新的な方が望ましいと主張していて,
IMFが掲げる市場原理主義的な主張は,各国固有の制度・慣習を無視
しているというものでした.
そこで,制度や慣習の重要性の議論をしているときに,ソマリアが
トピックとしてでてきました.

ソマリア民主共和国
1.面積 63万8千km2(日本の約1.8倍)
2.人口 960万人(2003年:世銀)人口増加率3.2%(2003年:世銀)
3.首都 モガディシュ(人口約100万人)
4.住民 ソマリ族(民族的には一つだが、多数の氏族に分かれる)
5.言語 ソマリ語(公用語)、英語、イタリア語、アラビア語
6.宗教 イスラム教 (95%)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2
http://www.hayakawa-online.co.jp/bhd/somalia/somalia1.html
http://www.asahi-net.or.jp/~iz8y-iko/advanced/ch1/advanced1-6.html

91年に内戦が勃発、現在に至るまで対立氏族間の抗争が続いていて、
全土を実効的に支配する統一政府は存在しないんそうです.

とにかくも,ソマリアって国には日本の戦国時代のように氏族・部族間の
対立が強く,内戦状態.
こうした状況を国連PKOによって,平和を強制しとした経緯はあるわけですが,
結局のところ自らが紛争当事者となってしまい,あきらめて撤退.

その後の状況について,面白い話を聞きました.
部族間の慣習によって,ある種の秩序が生まれているというんです.
(というよりは,そもそもこの秩序が存在していたというほうが
正確かもしれません.)
国民は6集団ある氏族のいずれかに属していて,氏族は支族に別れ、
さらにディア集団(補償集団)に別れるそうな.
それぞれの集団の秩序があって,たとえばあるディア集団の1人が他の
ディア集団の人間を殺した場合、加害者はラクダ50頭を相手に渡し、
さらにディア集団が50頭を渡す,共同責任制度になっているそうな。
全土を統一的に支配する政府がない中で,秩序が保たれているのは、
この氏族制度があることによりようです.
こういう慣習を無視して,内戦に介入したり,無理に民主主義のような
異なる秩序を押し付けようとしても,うまくいかないのはわかる気がします.
ある種,「最適通貨圏」ならぬ「最適政府圏」のような議論ができそうな
気がしますね.

以下の記事が面白い.少し前の記事になるけども,

アフリカで携帯電話が急成長(上)
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20000112205.html

中央政府不在のなかで,国連やアメリカによる押し付けの秩序など
必要とせず多くの個人起業家が経済復興を進めているとのこと.
ある種,アナーキズムというべき状況が生じてることになりますね.
社会主義者が喜ぶべきか,ハイエクが喜ぶべきか...
もちろん津波の影響もあるので,まだ援助は必要なのでしょうが,
資本主義経済の押し付け的な制度よりも,その国の制度慣習に
合った形での経済構造こそが望ましいのだと感じたのでした.

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ソマリ語-World

ソマリ語ソマリ語(af Soomaali)は、ソマリ族の言語で、アフロ・アジア語族のクシ諸語に属する。ソマリ族の主な居住地であるアフリカ東部の「アフリカの角」、つまりソマリア、エチオピア、ジブチ、ケニア北東部で話される。しかし、ソマリア内戦|内戦により話者が世界中に
  • [2007/02/07 18:33]
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