スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

だいぶ違うんじゃないか 

暴行事件で米大使、沖縄知事に陳謝
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080213-OYT1T00356.htm


U.S. ambassador apologizes to Okinawa governor over alleged rape of schoolgirl
http://mdn.mainichi.jp/national/news/20080213p2a00m0na040000c.html

ってな具合で,日本のニュースでは,陳謝とか謝罪とか言ってる.
UKでは,yahoo ukのニュースをみると,

US Ambassador to Japan Thomas Schieffer (L) bows before Okinawa Governor Hirokazu Nakaima
http://uk.news.yahoo.com/afp/20080213/img/pwl-japan-us-military-crime-25446ffbdfc60.html

「US Ambassador to Japan Thomas Schieffer (L) bows before Okinawa Governor Hirokazu Nakaima to apologize for a US Marine's alleged rape of a 14-year-old girl at Nakaima's office in Naha city in Japan's southern island of Okinawa on February 13.」

となってるなぁ.
BBCをみても
US apology over 'rape' in Japan
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/asia-pacific/7242164.stm



でも,CNNでは,

http://edition.cnn.com/2008/WORLD/asiapcf/02/13/japan.rape/index.html#cnnSTCText

を見ると,regret

「残念に思う」とか,「遺憾に思う」とか,「気の毒に思う」

くらいしか言ってないみたいね.

同じyahooでも,comの方では,
US envoy sorry over Japan rape case
http://news.yahoo.com/s/afp/20080213/wl_asia_afp/japanusmilitarycrime


という感じで,「sorry」と「bow」くらい.やっぱり温度差があるね.

sorry

でも,「遺憾」くらいの意味だから,謝罪にはならないねぇ.

Thomas Schiefferが何を言ったか,一字一句原文が分からないことには,印象だけ伝えられても,正確ではないねぇ.うーん,日本のメディア,わざとやってるのか?
スポンサーサイト

パブリック・ディプロマシーのすすめ 

冷戦時代,ソ連の対アメリカプロパガンダに対する対抗策として,アメリカが考え出したのが,パブリック・ディプロマシーです.以下北山馨氏のまとめに沿って,考えてみたい.北山氏の調べによればで言えば,

「一般市民や世論,NGOを対象とし,政府の対外方針を,内外の世論が支持する状態を作り出すこと」

にある.これは決して世論に迎合するわけではない.悪く言えば,世論誘導と取られてしまうかもしれないけれども,良く言えば,対外政策の説明責任とその国のPRを同時に達成する方法といえます.このことはアメリカ政府の外交目標と定められ,政策情報を内外に伝達し,人的,学術,科学技術,文化の交流といった視点から,アメリカのPR活動を外交戦略として行う,「威厳のある広報」を目指したものです.国務省が中心となり,国民や内外メディア向け広報のBureau of Public Affairs(パブリック・アフェアーズ局),海外留学を経験した人は誰もが耳にするフルブライト奨学金も扱うBureau of Educational and Cultural Affairs(教育文化局),またOffice of International Information Programs(国際情報プログラム局)とがある.

パブリック・アフェアーズ局には,報道関係課,地域メディア及び報道送付課,外国報道センター,電子情報課,報道サービス課,国民連絡課,戦略的コミュニケーション・計画化,歴史課,政府関連絡課がある.
教育文化局には,フルブライト計画,英語計画,ユーラシア,中・東欧向け学術交流計画,ハンフリー研究者計画,外国人訪問計画,市民交流計画,文化保護のための大使基金がある.
国際情報プログラム局には,地域連絡課,主題プログラム課,科学技術サービス課がある.

それぞれが戦略的にアメリカのPRを行うことを外国目的として行動しているわけです.

また国務省以外にも,在外公館・アメリカンセンター,連邦パブリック・ディプロマシー諮問委員会があるほか,政府系メディアとしてVoice of America, Radio Marti and TV Marti, Radio Free Europe, Radio Liberty, Radio Free Asia, Radio Sawaがある.政府系メディアは,キューバ向け放送,旧ソ連・東欧向け放送,中国,チベット,ビルマ,ベトナム,北朝鮮,カンボジア等に向けて各国の言葉の放送をしたり,イスラム圏に向けたアラビア語放送をしたりしている.

こうしたアメリカの戦略は,日本人にとってみれば功を奏しているといえるかもしれない.日本人は特に団塊の世代はアメリカ好きな人が多いイメージがあるけど,そうしたアメリカの戦略のタマモノでしょう.パブリック・ディプロマシーが効果を持っていることは間違いない.研究者の多くはアメリカに留学し,IT関連の高度な技術を持った人間もアメリカに行ってしまう.
実際には,World Pollなどを見ると,アメリカのイメージが悪いけれども,これはこの政策が効果を持たないのではなく,イラク戦争などの別の問題による悪いイメージが強いというほうが正しいでしょう.

戦略的に自分の国をPRする,そして「威厳を持った広報」を行うという発想.もちろん日本にだって,いくつか似たような政策はあります.しかしいまいち功を奏しているとは言い難いかもしません.大学への留学は出稼ぎ目的にされてしまい,技術協力は単なる技術流出なってしまっている感じ.全体として,何か文化交流だの何だのといった奇麗事でまとまっており,戦略的に日本をPRするという本来の目的を見えなくしてしまっているからでしょう.

日本の国益になることのために金をかけることは,決して無駄遣いでは無いと思います.もちろん事後的にでも説明責任を果たす必要はある.外交機密費の不正流用疑惑が週刊誌で報道されたことがあり,外交機密を盾に、闇に包まれている点が多いなどといわれている.しかし機密が闇に包まれているのは当然でしょう.私服を肥やすことは許されないけれども,こうした諜報活動に一見私的に見える目的も必ずしもそうでない場合が多い.こうした点を無視して,他の公務員の不正流用と同じとしてしまってはいけないのかもしれない.

日本の歴史がゆがんでしまっているのは,GHQによるWGIPなどが原因ではあると思うけれど,地政的な要因もあると思います.戦後数十年もの間,ソ連,中国といった共産主義の大国を隣にもってば,共産勢力が国内にはびこるのは当然といえるでしょう.いまでも共産党は警察白書に登場しているのですよね.

そんな中,日本が他国のプロパガンダに対抗し,正しい歴史を伝えたり,現在の日本の外交戦略を世論に支持されるようにするためには,効果を考えた戦略的で,かつ威厳を持ったパブリック・ディプロマシーを行っていくことが必要でしょう.

それが敬意を表すということ. 

今回の安倍首相訪中の際,あの中国が,敬意を表し,日本の国旗を掲げ,日本の国歌を演奏してくれました.これが敬意を表すということです.

一方,何人かの日本の教師は,自国の国旗や国歌に敬意を表すことはできないという.
一般人はともかくとして,国旗や国歌に敬意を表することができないような公務員,しかも教師.
信教の自由は当然あるとしても,人間として信頼できないなぁというのが僕の感想です.

若干,話がずれるので,誤解を生んでしまうかもしれませんが,あえて書くと,自分が信じていない他文化や宗教に敬意を表すのも信教の自由だと僕は考えています.



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061009-00000004-san-int

首脳会談破格の厚遇 中国「最高の態勢」 靖国牽制メッセージ

 【北京=野口東秀】中国政府は8日、首相就任後初の外遊先に中国を選んだ安倍晋三首相を破格の厚遇で迎えた。同日は中国共産党の年間の最重要行事である第16期中央委員会第6回総会(6中総会)の初日に当たるが、中国側は胡錦濤国家主席(党総書記)に加え、呉邦国全国人民代表大会常務委員長(国会議長)、温家宝首相との会談をセット。中国外務省幹部は「最高といえる体制。訪中自体が関係改善の成功だ」と表現した。

 日本国旗がはためく天安門広場脇の人民大会堂で開かれた歓迎式典では、出迎えた温首相が緊張した表情ながらも笑みを浮かべ安倍首相と握手。日中の国歌が吹奏されるなか19発の礼砲が同広場に響いた。両首相は陸海空3軍の儀仗隊を閲兵後、会談に臨んだ。

 新華社電は安倍首相訪中前から日中関係改善に向けた発言などを配信。8日は安倍首相の到着、首脳会談を速報するなど、期待の強さをうかがわせた。また、新華社は5日、安倍首相について、「関係改善に向けた戦略眼と適切な情勢判断力があるはずだ」と高く評価している。

 首脳会談を通し両国は国交正常化35周年にあたる来年を「日中文化・スポーツ交流年」として、中国各地で行事を展開するとみられる。卓球などの交流大会、日本映画や歌舞伎などの交流会を年間を通じ開催、中国国民の日本への理解を深めようとの考えだ。

 中国外務省は、安倍首相訪中前から「両国は政治的障害を克服することで一致した」(報道官)とも断言し、安倍首相が今後、靖国神社を参拝しないように強く牽制している。

 日中関係筋は「中国は今回の安倍訪中は、日中関係改善のタイミングと認識している。これに安倍首相が応えなかった場合、関係を壊した責任は日本側にあると批判することになろう」と指摘している。
(産経新聞) - 10月9日8時0分更新

(HPがリンク切れになるといけないので,引用しました.)

アメリカの裏庭 

NHKスペシャル
ラテンアメリカの挑戦
http://www.nhk.or.jp/special/onair/060721.html

第一回を見忘れました.
こちらはベネズエラのチャベスについて.

第2回は
http://www.nhk.or.jp/special/onair/060804.html
昨日放送.
こんどはブラジル・チリについて.

最近,サトウキビがエタノールの原料として注目されているのですが,
ブラジルはこの産業を推進しているとか.

このサトウキビをエタノールにというは面白いですね.
エタノールだけで走る車も開発されているし,ガソリンと混ぜても,
混ぜなくても走るflex車がブラジルで開発されている.

二酸化炭素の固定化という意味で機能して行くことになるのでしょうか?
工場の運営エネルギーも全てここから得られるならば,
今後の温暖化問題にも寄与することになるでしょう.

ただ,土壌がどこまで耐えられるのか?
また,熱帯雨林を破壊して,サトウキビを作っているのであれば,
温暖化問題を悪化させているのか,改善させているのか不明ですね.

エタノールの原料はテンサイ,とうもろこし,さとうきびなどから
つくることが可能のようで,今後の市場拡大が期待されるそう.
また,土壌は利用するものの,化石燃料とは異なり,循環型であること.
さらにブラジルのように豊富な労働力をうまく利用することで
同時に雇用対策にもなるという,夢のような話.

2003年就任のブラジル労働者党ルーラ大統領
ルーラ大統領自信が貧しい農村部の出身とかで,すごい人気.
チャベスの人気っぷりを思い起こさせます.
北東部農村への支援として,サトウキビ産業をその受け皿とする.
サトウキビを作り,すぐ近くの工場で加工.
「アグリエネルギー国家計画」
農業とエネルギーとを結びつける.
分配・環境への配慮.

この産業が成り立つのは,現在の石油情勢が悪いからにほかならない.
やはりラテンアメリカの左翼化と,中東情勢の悪化とが結びついている感じがする.
原油価格の悪化が,ベネズエラやボリビアのエネルギーによる収入を改善し,
ブラジルのエタノールによる収入を改善する.

これで,もし石油価格が下落したらどうなるだろうか?
これがはやり不安な点.
しかも一次的な下落が,急激な失業者の増加をもたらし,社会不安に陥れる.
結果左翼政権が倒れてしまうのか?
やはりすべてがバラ色とはいかない.


つぎは,チリについて.
過去の歴史を報告します.チリのアジェンデ政権に対するアメリカの対応の酷さの報告.
聞いたことはありましたが,酷い.
アジェンデ政権は左派で,アメリカに権益のある産業の国有化を促進.
しかし,CIAによるクーデター誘発,経済制裁,軍部クーデターにより死亡.
そして悪名高いピノチェト軍事政権となる.

いま,チリでは女性のバチェレ大統領のもと,ピノチェト政権化の清算を行っている.
http://www.parc-jp.org/main/a_project/theme/kitazawa/kitazawa060203

ブッシュとモラレスとチャベス 

Bush Squares Off with Bolivia and Venezuela over Hemispheric Model
by Roger Burbach
http://www.zmag.org/content/showarticle.cfm?SectionID=45&ItemID=10330

ブッシュはこういう.

George W. Bush has come out with harsh words for the governments of
Bolivia and Venzeuela.``Let me just put it bluntly - I'm concerned about
the erosion of democracy in the countries you mentioned,' Bush said in
response to a question put to him about Venezuela and Bolivia. ``I am
going to continue to remind our hemisphere that respect for property
rights and human rights is essential for all countries,” he added.

なにが気に食わないかといえば,

Early in May Morales announced that Bolivia would nationalize its energy
resources, particularly its natural gas exports. While no foreign
corporations were expropriated out right, Morales made it clear that
“the looting of our natural resources by foreign enterprises is over.”

だったり,

At the same time Morales is moving to reshape the country’s commercial
relations, particularly with Venezuela. This week Hugo Chavez flew to
Bolivia, declaring “we are going to concretize the People’s Trade
Treaty,” an accord that was recently signed between Venezuela, Bolivia
and Cuba. It is openly pitched as an alternative to the US-backed Free
Trade Area of the Americas, a trade zone based on neo-liberal principles
that facilitates the expansion of multinational corporations.

だったり.

There they announced their intention to build a factory to process coca
leafs for herbal teas, medicinal products, and cosmetics. This is
certain to arouse the ire of the United States which for years has
pursued a policy of forced eradication of coca in Chipare, leading to
the virtual militarization of the region.

だったり.
基本的に自分を中心としたもの意外は全部だめなわがままっぷり.

Roger Burbach is director of the Center for the Study of the Americas,
based in Berkeley, California. He is the co-author, with Jim Tarbell, of
Imperial Overstretch: George W Bush and the Hubris of Empire, published
by Zed Books. He has written extensively on Latin America and is
currently working on a book on the social movements and the new left in
Latin America.

ちょっと手抜きな投稿でした.

チャベスの演説 

クーデターにより2日間拘束されたチャベスが帰ってきてすぐ,
大統領として,最初の演説には感動しました.
もちろんスペイン語はわからないので,英語字幕でということなんですけども.
引用しておきます.
このとき,大統領官邸の周辺にはたくさんの人々が集まり騒然としていました.

Firstly, I want to call for calm on today...
中略
I've been incommunicado for the past few hours.
I had no information...
...and I was very worried.
The most important thing I want to say to you is...
...go back to your homes.
We need calm.

Those of you who oppose me--
Fine, oppose me!
I wish I could change your minds.
But you cannnot oppose this constitution.
This is the people's book.
It's like the "Popol Vhu", the book of the Mayas.
The book of the community.
You have to recognise this.
But most importantly, don't be poisoned.
Don't let them poison you with their lies.

以上が,チャベスの演説です.

チャベスは,常日頃,国民,特に貧困層に憲法を学ぶように言っています.
ドキュメンタリーにも,憲法が書かれた本を手にする人々がでていました.
そして政治に興味がなかった貧困層の人々が,自分たちの権利を主張する
べく投票にいくようになったと.

日ごろ,意識することの無い憲法ですが,きちんと学ぶ必要があると感じました.

エル プエブロ ウニド ハマセラ ベンシド 

「団結した人民は決して敗北しない」

2002年4月のベネズエラでのチャベス政権打倒のクーデターを乗り切った
チャベス政権が唱和したチリ革命での合言葉.

2002年4月のベネズエラでの政変を,アイルランドの取材班が密着取材したドキュメンタリーがある.
「チャベス政権 クーデターの裏側」
原題は,
”THE REVOLUTION WILL NOT BE TELEVISED”
だ.

ドキュメンタリーの内容は,詳しくは
http://www.chavezthefilm.com

http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Bushwar/venezuela_coup.htm

http://atfox.hp.infoseek.co.jp/xfile/terro/venezuela.htm
にあるので,そちらを参照してほしい.
またNHKでも放送されたらしいので,見た人はいるかも.
僕も最近入手しました.

ここでも,ブッシュ政権と石油天然ガスとの関係を見出すことができる.
さらにメディアのあり方も問われるところだ.
ベネズエラの民放5局は,すべて親米財界人が所有しており,反チャベス放送ばかり.
また日本の報道も,アメリカからの二次情報ばかりをそのまま伝えたものであって,自ら取材したものではなかった.
このドキュメンタリーを見ると,まったく異なる事情がそこに存在したこと.またアメリカのSOPのあり方に改めて驚く.そして911陰謀説がまたここでリアリティーを持ってくることになる.

ただ,チャベス政権についてはいろいろと考えることはある.
当初,富の公平な分配を述べていたチャベス.一部の人間しか石油の利益を享受できなかったことへの反発であった.
しかし,現状はどうか?オイルマネーの力が,チャベスの力であり,またチャベスはそれを外交の交渉力にだけ使っているように思えてしまう.もちろん国内政策については,あまり報道されにくいこともあるから,当然バイアスがあるので,断定はできない.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。